歌舞伎も落語も意外な起源だった

古典芸能と聞いて馴染みがあるという人は、少ないと思います。 でも、日本人なら一度はその伝統に触れてみたいもの。 昔から伝わる特有の技法で伝承し、長年の稽古を重ね、一つの魅力的作品を作り上げていく。 ここまで、どんな道のりや苦労があったのか、想像しながら鑑賞するとさらに深い気持ちで体感できると思います。

ファンだから劇場に通う、ではない!

劇場が遠いから、鑑賞料が高そう、古典芸能はそんなイメージを持たれがちです。 でも、現代はたくさんのメディア媒体があります。 テレビやDVDでの鑑賞、CDなどで楽しむ人が増えているのです。 ファンは毎回劇場などでライブ感を堪能しているかと思いきや、足を運ばずにそんな方法で楽しんでいる人も少なくないのです。

日本の独特な文化が世界でも理解されています

繊細さと特有の美学が受け継がれている日本文化。 それは、世界でも高い評価を受けています。 能楽、歌舞伎、人形浄瑠璃文楽はユネスコの無形文化遺産に登録されているのです。 海外での講演、活動などがきっかけで日本文化に触れる機会が増えて、世界が日本に目を向けていることは大変嬉しいことです。

芸だけ見るのではなく、人間模様を考えながら鑑賞してみる

日本で古くから受け継がれ、今もなお生き続ける芸能、古典芸能。
それは現代でも数多く存在します。
日頃、聞き慣れているものといえば、歌舞伎、落語、日本舞踊、雅楽、能楽などですね。
中でも、私たちに一番身近に感じられるのは、歌舞伎や落語ではないでしょうか。
歌舞伎は、今から約400年前の慶長8年頃にはじまったと言われています。
当時出雲の巫女だった女性が、笛や太鼓に合わせて踊りをする、シンプルなものでしたが、その後奇抜な服装をし男性として踊ったことが、世間では、傾く(かぶく)つまり変わっていると言われ、「かぶき」と呼ばれたそうです。
今では歌舞伎の役者さんは男性しか見かけませんが、元になっていたのは意外にも女性のダンスだったんですね。

しかし、彼女の踊りはその後、遊女たちに広まり、江戸時代にはあまりにも官能的すぎる踊りとして、女性が踊ることは禁止されてしまいます。それからは、男性が活躍していったようです。
続いて関心の高い芸能、落語は、江戸時代に創始されたと言われています。
大人数で演じる演劇などとは違い、一人で扇子、手ぬぐいを使い滑稽な話から怪談話など私たちを楽しませてくれます。
話の終わりに落ちがある為、そう呼ばれているのは有名なお話です。
実は落語のルーツを作ったのは仏教の説教師だったので落語と仏教は何かと共通点があるようです。
昔、お寺で、お説教をするときの司会者がお前座さんと呼ばれていて、そこから前座という言葉が使われるようになったということ。落語家さんの業界用語では手ぬぐいをマンダラと呼ぶそうです。

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